前回の記事でPelicanをgh-pagesにデプロイする方法を書きましたが、PelicanはThemeがデフォルトで2つしかなくてパッとしません。
デフォルトのThemeをカスタムして使う方法から、Themeリポジトリを利用する方法をまとめました。
デフォルトのTheme
notmyideaというThemeがデフォルトで使用できます。もう一つ"simple"というThemaがありますが、プレーンテキストです。
notmyideaについてはドキュメントに詳しく書いてあります。
Settings — Pelican 3.6.3 documentation
このThemeはpelicanconf.pyに変数を追記することである程度拡張できます。
| 変数名 | 効果 |
|---|---|
| SITESUBTITLE | サブタイトル |
| DISQUS_SITENAME | DISQUSのsitenameを書くと、DISQUSのコメント欄が追加されます |
| GITHUB_URL | githubのリンクリボンが追加されます |
| GOOGLE_ANALYTICS | Google AnalyticsのIDをセットできます |
| GOSQUARED_SITENAME | GoSquaredのIDをセットできます |
| MENUITEMS | (Title, URL)のタプルのリストでメニューを追加できます |
| PIWIK_URL | PiwikiのURL |
| PIWIK_SSL_URL | PiwikiのSSK-URL |
| PIWIK_SITE_ID | PiwikiのSite ID |
| LINKS | (Title, URL)のタプルのリストでリンクリストを作れます |
| SOCIAL | (Title, URL)のタプルのリストでsocialセクションを作れます |
| TWITTER_USERNAME | Twitterのボタンが追加されます |
CSSも拡張することができて、pelicanconf.pyに以下のように書きます。
CSS_FILE = "wide.css"
これでもそこそこ使えそうです。
Themeリポジトリを使う
色々なThemeが落ちています。
このリポジトリをクローンして、pelicanconf.pyの”THEME"にパスを指定する or ビルド時に-tオプションでパスを指定すると使えます。
$ git clone --recursive https://github.com/getpelican/pelican-themes ~/pelican-themes
THEME = "path/to/pelican-themes/theme-name"
or
$ pelican contents -s pelicanconf.py -t path/to/pelican-themes/theme-name
お気に入りのものが見つかればこれで良さそう。
まとめ
Pelican、英語圏では割りと流行っていそうな様子。日本でももっと流行っていい気がする。
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