Minidoxビルドログ

まっしろMinidoxを作りました。かわいい。

White Minidox

ちょっと前にBoothで販売していたMinidoxのPCBを購入していまたのですがやっと組み立て追わったのでビルドログを残しておきます。

組み立て編

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基本的にMinidox Build log/guideを見て組み立てればokなので、個人的に気をつけた点のみ書いていきます。

英語がわからない場合はGoogle翻訳に突っ込むとなんとなくわかったので英語がよくわからない場合でも上記のBuild log/guideで問題ないと思います。

ダイオード折り曲げ

ダイオードの足をPCBに指定されているに折り曲げる必要があるのですが手で地道に折り曲げていくのは苦痛なのでいっぺんに折り曲げる方法を紹介します。

折り曲げ幅はPCBを重ねて4枚分の幅なので今から組み立てるMinidoxのPCB2枚とPCB幅くらいの何かを2つ用意します。

ちょうどZen KeyboardのPCBがあったので私はそれを使いました。

pcb folding

間のPCB2枚分を隙間にしておくとダイオードがぴったりはまって調子良いです。

ProMicroの向き

左右で裏表が逆になります。Build log/guideの画像は左側のみしか載せていないので注意です。

あと、ProMicroはSwitchをハンダ付けしてからPCBにハンダ付けします。

先にProMicroの足をハンダ付けするのですがそのままの勢いでProMicro本体までハンダ付けしてしまわないように注意です。

ケース編

ケースはアクリルサンドイッチでなく3Dプリンタケースにしました。

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モデリング経験はないのでここにあるデータをそのまま使いました。必要なファイルは以下になります。(coverなしの場合)

  • stls/case/case-left.stl
  • stls/case/case-right.stl
  • stls/top/top-left.stl
  • stls/top/top-right.stl

作成はDMM.makeにしてみました。注文方法は上記のstlファイルをDMM.makeにアップロードして確認メールを正常に受け取ったら注文するだけです。材質は一番安いナイロンのナチュラルカラーにしました。

一番安い素材でもこのサイズのケースになると合計で15,000円近くなるので3Dプリンタを自宅に欲しくなりました。

届いたケースの写真です。だいたい1週間程度で届きました。

case

top

発注直後あたりに薄くて壊れやすい箇所があるけど大丈夫?ってメールが届いたのでそのままお願いしますというやり取りが1回ありました。

実際に結構薄っぺらい箇所がありますが問題なく仕上がっていました、すごい。

ケースとPCBの干渉

残念ながら内側を少し削らないとケースにちゃんと収まりません。ちょっと写真が分かりづらいかもですが削った箇所の写真です。

shave1

shave2

ちょうど良い道具がなかったのでニッパーとカッターでガリガリ削りました・・・結構削りやすいので彫刻刀やサンドペーパーで削るときれいに削れるのではないかと思います。

削る箇所ですが、Switch足(ハンダ付けしてない部分)がケース内側のPCBが乗るでっぱり部分にあたってしまう箇所があるのでそこを削りました。蛍光ペンとかでSwitch足に軽く色をつけて載せてみると干渉箇所がよくわかります。

Switchの足を削る手もあったのですがPCBを傷つけそうなのでやめました。

pjones/minidox-case

このケースに関して気になったこと一覧です。

  • ケースはネジ止めできサイズはM3です
  • ネジはなくても割と安定してはまります
  • リセットスイッチは薄型でコンパクトなものでないと取り付けられません
    • これはだめ
    • こっちは試してないですが大丈夫かも
    • 一度ファームウェアを焼いてしまえばキー配列にリセットボタンをつけられる無理につけなくても良いかもしれません(初回は手動リセットになりますが・・・)
  • PCBに直接Switchを乗せるPCBマウントの取り付け方になるのでSwitchは5pinを購入する必要があります
  • ナイロン素材は滑るのでゴム足が必要です
  • 上蓋とキーが干渉することがあり、上蓋の一部をかち割りたくなったりします

キー配列

まだ試行段階ですが以下のようになっています。

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この記事もMinidoxで書いていますが明らかにキー数が足りてない感が否めません・・・せめてCrkbdくらい欲しくなります。

明らかにキー数がなりないのでLayer以外のQMKの機能を活用したくなってきます、いくつか使った機能を紹介します。

Mod Tap

Mod Tap - qmk_firmware

Mod Tapとは長押しするとCtrlやShiftのようなModifierキー(修飾キー)になって短くタップすると指定した任意キーになるという機能です。

個人的には、CtrlとTab、AltとEsc、などを組み合わせるのが便利です。以下keycodeです。

// CtrlとTab
CTL_T(KC_TAB)
// AltとEsc
ALT_T(KC_ESC)

Tab待ち受け時間はconfig.hに設定を追加すると調整できます。

#ifdef TAPPING_TERM
#undef TAPPING_TERM
#endif // TAPPING_TERM
#define TAPPING_TERM 200

LT

Mod TapのLayer版です。以下、LOWERとSpaceの例です。

// LOWERとSpace
LT(_LOWER,KC_SPC)

LTを使う際の注意は、SAFE_RANGEからラベリングされているcustom_keycodeの"LOWER"という変数ではなく、Oからラベリングされているlayer_numberの"_LOWER"の変数を使います。

Switch: Zilent 78g

遊舎工房産の元気なZilentです。

zilent minidox

個人的に前からSilent軸はすごく気になっていて遊舎工房さんで扱い始めて簡単に試すことができ嬉しいです。

(というか国内でキースイッチが爆速で買えるの本当に凄い・・・)

感想ですが、Zilentめっちゃ静かです。静かすぎてびっくりしています。今回Minidoxにつけたのは一番重い78gなのでなおさら静かなのかもしれません。

静音リングをましましにつけていた自分にとってはぴったりな軸でした!

一番軽いのも買ったので試しにつけてみた絵です。水色かわいい。かわいい。

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軽いのも良さそうでしたがなんとなく白黒で揃えたかったので、また別のキーボードに乗せることにしました。

ZilentはTactileのSilent軸ですが、LinearのSilent軸も気になるのでKBDfansでGateron赤Silentが売っているので何かの機会に購入したいなぁと思っています。

白Keycaps

TALP KEYBOARDで注文しました。

DSAの白です、最近XDAもキーキャップも扱いだしていて気になります。1.5uのMacぽい印字のあるキーキャップも欲しかったのですが売り切れていたのでそっちはKBDfansで注文しました。

ここまで来るとわかりますが、minidoxの素材はほぼすべて日本で手に入っています。

国内で自作キーボードのパーツがほぼほぼ買えるってかなりすごいと思います。しかもすぐ届く。自作キーボードの時代きてますね。

ケーブル

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Minidoxは4極のケーブルを使います。せっかくなので白いケーブルを買いました。

Minidox所感

  • 小さくてかわいい
  • とにかく小さい、小さすぎる
  • とにかくキー数足りない、少なすぎる、36キーって・・・
  • ErgoDoxでキー数多すぎって思ってたけどこれはやりすぎでは・・・
  • 3Dプリンタケース良いかも
  • Silent軸は本当に静かなので良い
  • Helixユーザー的にはもう少し高さが低いほうが良いなぁと感じる
  • 特に意味はないが手元にLEDテープがあるので光らせたい
  • 写真がうまく撮れてないのでそのうち写真差し替えるかも
  • Zen Keyboardがそろそろ作れそうなので次はZenのビルドログ書きます

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